本の厚みが違っても調整できる作りになってます。


完成、といってもこれは試作品というか
お売りできる程のクオリティではないので
私が自分で使います。

初めて作るモノってだいたい失敗するんですよね。
これは縦のサイズを間違えて5mm程小さくなっちゃったんです。
革って濡らすと柔らかくなるので完成した後に
プラ版を無理矢理つっこんで少し伸ばしたので
なんとか文庫本も入るのですが、とても
売り物にはならないんですね。
でも、この失敗で覚えました。


しかし、文庫本の大きさって出版社に寄よって
違うんですね。知らなかった。
　
光文社　　　　　　　152　　
文春文庫　　　　　　152.5
実業之日本社文庫　　151.5
講談社　　　　　　　148.5
新潮文庫　　　　　　151、151.5、152
角川文庫　　　　　　150
集英社　　　　　　　153　　等々

新潮文庫なんて同じ出版社でもサイズが違うし。
これらの本が全部入るようにすると
１番大きいのに合わせないとね。


１つ失敗して覚えたので次のからは
バッチリです。

という事で革を裁断して染めました。



染めムラがありますが、それも味という事で。
全６色。
１番左のネイビーは依頼主の薫ちゃんのなので
紺、山吹色、牡丹（濃いピンク）、赤、茶色の５色。
これから縫い合わせます。


欲しい方、興味のある方はぜひ！